田川にお住まいのみなさん。自然素材の畳をお求めの方に。畳の表替えなら国産畳専門の佐野畳屋へ

佐野疊屋が畳表を仕入れる際の基準です!!

[2016年2月17日 01時29分]

 

11年前、福岡市内から地元田川に戻り畳屋を継ぎました。

その時は継いだというよりただ、転がりこんだ。感じ。

といのも負け、逃げ帰ったから。

何に?

自分です。

自分がすべてを決め、頑張るだけ。

今ならそう思えるけど、11年前は運命のせいにしてた。

こういう運命なんだろうな。とか

そうやって実家に戻り、畳屋をやることとなった。

実は実際やるまでには時間がかかったのだけど。ここは省略。

実は始めた当初はそんなに好きじゃなく、ただ母が重い畳持つのを見るのは忍びなく
手伝っていた。

そんな風なまま1年くらいが経過したある日。

「畳学校いってみるか?」

と先代である父に言われ、

「どっちでもいいけどとりあえず、行ってみる。」

まったくもって行かせてくれる両親には失礼な話だけど、

結構あやふやな感情で入学を決めた。

高校を出て音楽学校に行くといったあの気持ちとは正反対でした。

そして入学し週一で通い始めたんですが、最初のほうは算数とか実技でも上敷き的なものばかりで
あまり楽しくはなかったです。

その時の佐野畳屋も中国産の材料が主で、9割機械仕事という感じだったので、

正直何も面白くはなかったです。

そうこうしてるうちに二年になり時々手縫いで畳を縫うようになり
ちょっとずつ思ったところに針が上がるようになってきました。

でも佐野畳屋では相変わらず中国産の機械縫い。

時折、手で練習したりするけど何か別にワクワクもなく。

そして三年生に。

ほとんどの授業が実技のみになり、二級試験に向けたタイムを気にするようになりました。

ちょっとずつスピードが上がってきたと思っていましたが、二級のタイムにはまだ遠い。

佐野畳屋でも積極的に手縫いを取り入れたり、夕方仕事を終えて練習したりしました。

そしてある時気付いたんです。

なんか学校のときと景色が違うなって。

まさにこんなことしている最中は針がどこにあがるかなーなんていっぱいっぱいですので

ぼけっとしているとき

なんか違うなって。

そう家でやる場合は中国産だったんです。

学校は国産もあった。

そう中国産の場合い草に艶もないし、なんか固い。

国産と言ってもへっぽこ生徒が作るわけですから下物ですよ。

でも艶があるんです。

いい匂いだし。

そしてどんどん畳が好きになっている自分に気づくんです。

これいいなー。

どんどんこればっかり使いたいなーって。

かといってもぺーぺーですから相変わらず家では中国産でしたし思ってた様にはいきません。

でもいつか国産ばっかりを縫えるように頑張るぞとは思ってました。

ところがどっこい

い草産地がどんどん縮小していくという話を聞いたんです。

「ええええーーー」

これからなのになんでよーーー

理由は当時の佐野畳屋みたいのばかりが畳屋に多かったから。

シェアとしては80%が中国産。

 

理由安いから。

これはいかんとあてもなく八代に行きました。

わけもわからずJAに飛び込みました。

当時のい草担当の方が心意気を買ってくれて農家さんを案内してくれました。

それから毎月のように八代に行き、

勉強というより、やめないでくれー

俺頑張りますからーーーー

的な感じで。

そこらへんではどんどんいいい草に出会うようになり

これ手で縫ってみたいと思ったら下手なりに手で縫って。

うわーーー最高やん。
うわーー

ってなってました。

そして今では国産の中でも色んな品種の違いを知り、

手で縫っていいやつを基準に仕入れれるようになりました。

畳は毎日踏んだり寝たりするもの。

手でさわって縫ってまじかで匂いまで嗅いで、良いやつはきっといいに違いないという結論の元

みなさんに紹介というか商売というか。

 

その思いは今なお一層強くなるばかりで、

お役所や何かしらが決めた規格や基準より、

これをどう使えばあの人が喜んでくれるか?それが一番大事なんです。

そしてそれはやはり強くなければ意味がないので、

やはり手縫い基準は良い方法だと自負しております(笑)

 

めちゃくちゃ贅沢な話しです。

だって生産者さんが心を込めて作った数々の畳表を

まじかで香って見ながら縫えるんだから。

image

 

話がすごく長くなりましたが、

僕が畳を好きなわけ少しでもわかっていただけたなら幸いです。

天然い草ね。

手で縫ってみていいやつ。

それが佐野基準。

 

良い香りか?粘りがあるか?艶はあるか?美味しそうか?(笑)

 

わくわくするか?

わくわくするか?は凄く大事にしています!!!

 

目利きというか

五感で確める的な

すごく偉そうですがそんな感じ

 

まあ今はまたそれを含めた経営というものにすごくワクワクしていますが。

あっ。

そうそう。

母が本当に重かったものは畳じゃなく自転車操業の経営だったようです。(笑)

 

今ならわかる(笑)

ただ僕は阿保なので楽しいですが。。

それは多分、本当に売りたいものを売れているから。

まだまだ全体的には半々くらいですが、

お客さんはもちろん生産者さん、材料やさん、自然、1代目、2代目

もう感謝感謝です。

 

ここだけの話ですが

 

僕は天然畳が日本が大好きなんですよ。

 

ほっこりしようぜ

 

image

おしまい

  • たいら より:

    最後の写真良いですね。
    国産イグサの為にも
    頑張ってください。

    新潟 平畳店

    • noritaro より:

      たいらさん。ブログ見ていただき、またありがたいコメントまで、嬉しいです。ありがとうございます!
      最後の写真はヘビーローテーションで結構使っています。
      またぜひ宜しくお願いします!

  • 大島 次郎 より:

    ブログ見せてもらいました^o^
    畳に対する想い、すごく伝わりました。
    これからもお仕事頑張ってください(^ー^)ノ

    • noritaro より:

      大島さん。ありがとうございます!
      本当に嬉しいです!!
      い草は最高です!
      ぜひこれからも書いていきます!
      宜しくお願いします(u_u)

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