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産地礼賛2018 春 前編

[2018年4月15日 08時59分]

 

自分がパーキンソン病でなお、母が認知症になり自分の名前を呼んでくれなくなった、

そんな中母が好きだった音楽”上を向いて歩こう”を流しながらご飯を共に食べる(食べさせる)

そしてこう綴る。

”今までたくさんの喜怒哀楽の中でどれだけ母は自分の名前を呼んだだろう?

そしてそのかなりの呼びかけに対しどれだけぞんざいに思っていただろう?

今こうやって名前を呼んでもらえなくなって気づく。名前を呼んでもらえる奇跡。

母が自分の名前を呼んでくれないとしても自分は覚えてる、母はいつも自分の名前を呼んでくれてたことを。”

 

わけあり記者 三浦耕喜

記録したわけでもないし何かをそのまま書いているわけでもないので少し内容は違いますがご了承ください。

今僕は熊本県は八代にいる。

昨日から来ていますが、2年前の今日、熊本震災に起こった日だった。(偶然ですが)

そして今日の朝ふとテレビをつけたら、上記の記者のドキュメントというかそんな番組があっていて感銘を受けた

 

僕は前から言ってることがあって、

障害者と健常者という言い方が嫌い。

何かが出来なくて障害者なら、人はみんな障害者なんだから。

上の言葉を借りたら人はみんなわけありなんですから。

レイチャールズは目が見えないからこそあの歌が歌える人格を得たと思っている。

僕は目が見えるから見えないものがある。

みんなそれぞれ出来ることがあって、みんなそれぞれできないことがあって

その中でしっかり役割を感じながら今に最高に感謝を示すことが大事だと思うんです。

 

 

 

日本が誇る文化”畳”の原材料、畳表の産地を初めて訪れたのは10年前くらいでしょうか?

その間に生産者さんの数は激減していきました。

昨日は長淵剛さんが大好きな東家さんと当店のブランド表”草美人”を生産してくださる倉井さんに会いに行きました。

今回、というかいつも八代にくる目的は同じで、

まず感謝の気持ちを伝えること、

現状を聞くこと、そして立ち位置、役割を確認すること。

 

生産者さんが激減した理由は時代の流れももちろんあるにせよただ一つだと思っています。

”作る人と使う人の目的が違ったから。”

ただそれだけだと思います。

量産化、安定化、利益化、

自分本位な経営が招いた結果だと思います。比較的安価な外国産がシェアが高いのも、まったく特徴が違う工業表が同じ畳として売られているのも

お客さんを舐めんな!!

己の都合で畳を再定義し、今はこれがトレンドですって

畳を舐めんな!!!

 

い草は本当に奥が深い。

 

聞けば聞くほど、見れば見るほどそう感じます。

凄い長い時間(約一年半)天気にさらされてながら育つい草。

農業をやっているかたならわかるでしょう?それがどれほど大変なことか。

特に今みたいに暑かったり、寒かったり、ゲリラ的な豪雨だったり、台風だったり、地震だったり。

誰にでも出来ることではない。

日本が会社だとして、ここの役割を担ってくれている生産部門でも特殊部隊に対し、

畳屋はいかにぞんざいに接してきたのか。

 

 

 

前を向こう。いつもやるか逃げるかしか選択ない中で僕はやることを選んだ。。

役割も明確だ。

 

い草は凄い。本当にすごい。

 

だけど僕が惚れこんでいるのは、そんない草と共に生きる生産者の方々なんだ。

これはい草に限ったことではないと思うけど、なんの因果か僕はここに宿命を感じています。

 

僕らが生きる上で本当に大切なものがここにあるから。

 

向き合い、助け合い、慰め合い、競い合い、自分を高めよう。

 

そしてたくさんの気づきと行動を積み重ねていこう。

日本が誇る至宝。

 

 

 

そう思った産地礼賛の前編のブログ。

 

 

生産者さんとのことはい草のことはまた書きます。

 

 

 

 

 

ほっこりしようぜ

 

 

 

 

おしまい

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